始まりは石川梨華だった
前回の記事でも述べたように、なぜ今さら00年代のモーニング娘。にハマったのか振り返りたい。
石川梨華ガチ恋友人と仲良くなって、動画を見せてもらったことから全ては始まった。
たぶん、一番最初に見たのは、美勇伝のライブ映像だったと思う。 「ハロ☆プロ パーティ〜! 2006」かな。あれの『一切合切あなたに∮あ・げ・る♪』の曲振りで石川梨華さんが超絶かわいいウインクをするのだ。最初の6秒間。
美勇伝 - 一切合切 あなたに∮あ・げ・る♪ (ハロ★プロ パーティ~! 2006). - YouTube
石川梨華ガチ恋友人「かわいい〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
わたし「かわいいけどタイプじゃないな」
そう、タイプじゃない。石川梨華さんという人、めっちゃ顔かわいいけど、タイプじゃない。だって、美人できれいなお姉さんって感じやん?なんか衣装も肌色多いし……。わたしは、もっとこう、かわいくておもしろくて媚びてくれる(若い)子がいいんだもん!(半地下で“接近”の喜びを知ってしまったオタク)
友人「わたし、梨華ちゃんがマジで理想。こういう甘々な顔大好き」
え?いま、なんと?甘々?!どこが?!???!
わからん。さっぱりわからん。この顔は甘々じゃない!完璧に計算された綺麗顔や!!!
そんな感じで石川梨華さんにはほんとに全く興味がなかった。むしろ「こんなやつには騙されんぞ!」と謎の反抗心さえ持っていた。いつも半地下で媚びられて騙されているのに。
次に見たのは、たぶん、『ザ☆ピ〜ス!』のTVライブ映像。何の番組かはわからないが、コメント欄によると2001年のMUSIXらしい。
01年モーニング娘。7月ザ☆ピ〜ス! (フルコーラス) - YouTube
石川梨華ガチ恋友人「かわいい〜〜〜〜〜!!!!」
わたし「かわいい。曲がいい。」
もう落ちかけである。
まず、衣装がとてもよい。好き。加護亜依さん、帽子似合いすぎかよ。矢口真里さん、衣装似合いすぎかよ。てかこの頃ミニモニ。好きだった気するけどこんなかわいかったけ??
あと、振り付けがよい。02:10〜「いつも悩む」のとこのうねうねすき。セリフ直後03:40〜の腰に手当ててちょこちょこ動くのとか、首かしげるのとかめっちゃすき。かわいい。毎回「WAHAHAHA」で各自乱れるのすき。04:00〜「さ〜ほら愛そうぜ」の「みんな集まれ〜」みたいな石川梨華さんの振り付けすき。最後のなんかかわいらしいガッツポーズみたいなのもすき。他にも書ききれないくらい振り付けは全部すき。
そんで、曲がよい。なんかわけのわかんない歌詞で元気になる。朝起きたらすぐ聴きたい。特に、加護亜依さんのソロパートがめちゃくちゃ好きで、01:10〜「選挙の日って」はめちゃくちゃリピート再生してしまった。かわいくないですか?
あと、甘々の意味がわかった。確かに、声とか仕草は甘々ですわ。かわいいな。
「もうお前ハマってもうてるやん」と思うじゃないですか。でも、わたし、あくまで石川梨華ガチ恋の友人にずっと動画を見させられてたので、石川梨華さんを好きにならないとモーニング娘。を好きになることはないだろうな、っていう確信があったんです。で、この時点ではまだ石川梨華さんは好きではない。かわいいなとは思うけど、あまりにもかわいくて“作られた感”を疑ってしまう。「ザ☆ピ〜ス!」の台詞も「意外と声はかわいいんだ」とは思ったものの、それが余計に“作られた感”を大きくしている。
誤解を招きたくないのだけど、わたしは、自分が一番可愛いと思ってる女の子は大好きです。推しは大体みんなそうです。i☆Risの芹澤優だとか、μ'sの矢澤にこだとか、田村ゆかりだとか、Cheeky Paradeの溝呂木&小鷹狩だとか。グループ内で2番目くらいに顔が良い子とかその傾向強いですよね(パラドクス)、好きです。で、たぶん、石川梨華さんも自分が一番可愛いと確信してるタイプだろうな、ってなんとなく感じる。
けど、なんていうか、“石川梨華”は完璧すぎる。もっと人間味のあるところを見せてほしい。こんなに歌もダンスもルックスも完璧なモーニング娘。の人間味のあるところを見たい!MVもライブ映像も完璧すぎる!モヤモヤする!!
この言葉が全てのモヤモヤを吹き飛ばしました。
石川「人間って、悲しいね」
石川梨華、かわええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
(詳しくはハロー!モーニング。ハロモニ劇場「バスがくるまで」Vol.1 [DVD]をご覧ください)
「ハロモニ。劇場は芝居やぞ?なにが人間味を見せろだよ」ってツッコみたい。まじで。でも、わたしにはわかる。おぎゃーと産まれたその日からよしもと新喜劇を見続けてきたわたしにはわかる。これは台詞であって台詞ではない!(イミフ)
これ半分冗談で半分本気なんですけど、芝居って、その人の人となりがめっちゃ出ると思うんですよね。いくらキャラクターがあって台詞があっても、その人にしか演じられないそのキャラクターの良さっていうのは確実に存在していて、そういうところに、人間味は出ると思ってるんです。
すぐ悲しくなる石川さんとか、中澤先生に絡む天使役とか、頑固トメ子とか、チャーミー石川とかを見てると、この子めっちゃ努力家なんやろな〜と思ってしまったわけですよ。そんでもって、こいつ素でもめっちゃかわいいんやろうな、と。努力の部分と素の部分が合わさって完璧かわいい石川梨華は作られてるんやなぁ。
敗北。なんだよ、梨華ちゃんちょーかわいいじゃん(落ちると馴れ馴れしい)。
こうして落ちてから改めてさっきの動画を見直すと、「ザ☆ピ〜ス!」の時は初センターなのもあってかめっちゃ緊張してて表情固いけど、美勇伝になると余裕があるしちょっぴり大人の魅力もあってとてもきれい。あぁ、なんだ、人間じゃん、石川梨華。
梨華ちゃん、めっちゃ好きです。今さら好きになったけど、言わせてほしい。かわいいよ!卒業おめでとう!結婚おめでとう!妊娠おめでとう!そして、いつも元気をくれてありがとう!
今さらモーニング娘。を好きになりました
やらなきゃいけないことがある時期に限って、今まで全く興味のなかったことに気持ちが向いてしまうものです。そんな時期じゃなくても誘惑に弱いわたし、卒論を仕上げなきゃいけないって時期に、なんと、モーニング娘。にハマりました。
中学生の頃はAKB48全盛期で大島優子やら佐藤亜美菜やらにどハマりして、家ではテレビにかじりつき、YouTubeでMVをこれでもかと言うほど再生し(大声ダイヤモンドのMVすきです)、家族で東京に遊びに来たら生写真を大量に買っていました。
が、高校に入ると一転してアニメばかり見るようになり、それもやがて終わり、女性声優だとかiDOL STREET(特にチキパ)だとかナマモノに熱心になりました。
わたしが好きなのは、かわいくておもしろくて媚びてくれる(言い方が悪い笑)女の子であって、かっこよくて歌が上手くてダンスばりばり踊る子じゃなかった。周りにハロプロのオタクもいましたが、「モーニング娘。とかオワコンやろ。ハロプロって歌とダンスだけでそんな魅力感じひんわ」と思っていました。お金と時間をかければ会いに行ける声優やアイドルの方がはるかに魅力的だと、そう思っていました。
……そう思っていたはずでした。
しかし、石川梨華ガチ恋(これってハロオタには馴染まない用語だったりします?)の友人に、延々とYouTubeで2000年代のモーニング娘。のMVやライブ映像を見せられ、見事に落ちました。
え、石川梨華かわいくね?(タイプじゃない)
え、加護亜依めっちゃかわいくね?(タイプじゃない)
え、田中れいな死ぬほど歌上手くね?(歌上手いのがなんだよ)
高橋愛かっこいい……(かっこいいのがなんだよ)
てか、トークおもしろくね?(好きなんか、これは、もしかして、)
え、ちょ、このふたり、付き合ってるやろ(認めよう、好きだ!!!!!!!!)
一瞬でした。ものの1ヶ月半でまるで初期から応援していた古参ファンかのような気持ちを手に入れていました。
ハロモニとかうたばんとかHEY!HEY!HEY!とか岡女とかとにかく入手できる映像見まくって気づいたら大好きになっていました。
けど、なんせ、ハマったのが遅すぎる。
もう石川梨華も吉澤ひとみも田中れいなも道重さゆみも鞘師里保もみんな卒業しとる。てか結婚して子ども産んどる(わたしも「梨華ちゃんが、結婚……?」とか言いたかった!)。ファンサイトや二次小説もあるけど、ほとんど十年以上前のものだし、もうログすら残ってないものがたくさん……。正直、めちゃくちゃ消化不良に陥って卒論どころじゃありません(おい)。
卒論を終わらせるために、消化不良のこの恋心を爆発させるために、遅れてやってきたわたしのモーニング娘。時代(青春時代みたいに言いたい)をこのブログに書きまくりたいと思います。
読む人が投稿日時を二度見してくれるブログを目指す。
あ、卒論もしますよ!